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読まれる題名

しばらく、出向に行っていたことがありました。


出向先は、有名企業で社長も有名な方でした。


その社長は、テレビで公表しているから問題ないと思うのですが、メールが1日に何百通も来るくらいで、1日にとても読みきれないので、題名が読みたい題名かそうでないかで、メールの処理をしていたそうです。


面白いかそうでないか。



確かに、私達も新聞や雑誌で、まず題名が目につき、割と題名が面白くないと読まないことが多いので、社長の言っていたことは、わからないでもない。


ただ、社長の意図はそうでなく、事務的ではなく、いかにキャッチーな題名をつけてフックさせるか、普段から社員に意識付けて欲しい意図があった発言だったように思う。


ブログでも、「この題名面白そう」とか見かけますしね。


話を戻すと、その社長に、一度試しにメールを送ってみたことがある。


もちろん世界をまたにかけいる、多忙で有名な社長だから、読まれたらラッキーぐらいの感覚で送ってみた。


そしたら、その日の夜中に返事が返ってきた。


題名は、社員研修の際に、社長がおススメする本についてのことだった。


読んで興味深かったことを少しと、次は何を読めばいいですか?


その問いに、この本はどうだろう?


それは読みました。


それでは、あの本はどうだろう?


と、4回くらい夜中にメールをやり取りして興奮したのを覚えている。


マーケティングやマネジメントの本でしたが、出向が解けた際に、そのことをたまに自慢気に語っている。


題名は、読む際に入り込む感覚というか、読むぞっていう熱意・熱量が、そうでない時と比較して違うように思う。


題名は、自分が書きたい内容で共感を求めるのではなく、読み手のニーズがあるのか、そのことに対して真摯に書いているかによって、いいブログになるのかなぁと、最近、つくづく考える日々です。


でも、そのメールのやり取りから、もっといろいろな本を読むことになり、その社長には感謝しております。


最後まで読んで頂いて、ありがとうこざいました。


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