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日本茶発祥の滋賀県で近江茶めぐりお茶んぽ

お茶とお散歩を掛け合わせたタイトル「お茶んぽ」になってしまいました。


日本茶の歴史をさかのぼると、約1200年前、比叡山延暦寺の開祖である、伝教大師最澄が遣唐使として中国の天台山の修行に赴き、中国から持ち帰ったのが、「仏教」「ゆば」と「お茶」と言われております。


そして比叡山麓の、伝教大師最澄誕生の地である「生源寺」近くの、今の京阪石山坂本線「比叡山坂本駅」のところに、中国から持ち帰ったお茶の種子を植えて栽培したお茶が、日本全国に広まったとされます。



日本最古の日吉茶園のお茶は、毎年4月に行われる山王総本宮「日吉大社」の山王祭の献茶式や、6月4日に行われる伝教大師最澄の命日でも献じられております。


比叡山坂本は穴太衆の石積みの町としても有名で、歴史情緒漂う街並みをお茶の歴史を感じながらお散歩ならぬ、お茶んぽをしてみてもいいかもしれません。


日吉茶園近くには、比叡山延暦寺御用達の「本家 鶴㐂(つるき)そば」さんがあります。


建物は重要文化財になっており、とても雰囲気があるお蕎麦屋さんなので、ここでランチをするのも楽しいお茶んぽといえるかもしれません。


本家鶴㐂そば
滋賀県大津市坂本4-11-40
お電話:077-578-0002
営業時間:10:00~17:30
定休日:第3金曜日・元旦
(1月、6月は第3木・金曜日休み、8月、11月は無休)


日本茶発祥の近江茶の生産地と言えば、滋賀県甲賀市信楽町朝宮付近で栽培され、日本五大銘茶としても知られる「朝宮茶」と、滋賀県甲賀市土山町で栽培され、近江茶最大の生産量を誇る「土山茶」があり、近江茶の二大生産地となっております。


今回のお茶んぽは、朝宮の「山本園」さんにお伺いしました。


入口から「銘茶部」と「喫茶部」に別れており、美味しい近江茶を買って帰るため「銘茶部」に。


入ると、茶箱がたくさん置いてある店内は、お茶のいい香りが漂ってきて、アロマより心癒されるような気分に。


入ると、ご主人が囲炉裏端で淹れた「お茶をどうぞ」とふるまってくれました。


ご主人と近江茶めぐりをしていると伝えると、朝宮茶のことでいろいろ教えていただきました。


朝宮茶の特徴は、山吹色で味わいがスッキリしているところで、苦みもほろ苦く、上品な味わいのお茶でした。


無農薬のティーバッグの朝宮茶を購入させていただきました。


喫茶部では、ソフトクリームやロールケーキなどのスイーツを楽しめる。


滋賀県B級グルメグランプリに輝いていることもあり、テレビ取材などでも多く取り上げられ、あちこちに有名人の写真が飾られております。


山本園
住所 :滋賀県甲賀市信楽町上朝宮275-1
電話番号: 0748-84-0014(代)
営業時間 :「銘茶部」9:00〜17:00
「喫茶部 WITH TEA」10:00〜18:00
定休日 「銘茶部」定休日なし(年末年始を除く)
「喫茶部 WITH TEA」月曜日(月曜が祝日の場合、翌日)


次に向かうのは、宮内庁御用達で大津市の中川誠盛堂茶舗(せいせいどうちゃほ)さんです。



こちらにお邪魔した目的は、「赤ちゃん番茶」です。


お店に入ると、趣のある店内で、創業安政5年のさすが宮内庁御用達といった雰囲気です。


よくみると「陸軍病院御用達」との看板もあり、夫婦で「なんだかすごそうね」と話ながら、お店の方が「お茶をどうぞ」と、冷たい赤ちゃん番茶とドライフルーツのリンゴををいただきました。




お茶を専門店で買いに来るって、毎回、お茶を淹れてくれるんですね。


今まで、スーパーでしかお茶を購入したことしかないので、こんな素敵なおもてなしをしてくれるんだと、夫婦でビックリして、お茶んぽって、なんだかとても楽しい。


中川誠盛堂茶舗さんでも、近江茶のことをいろいろ教えていただき、近江茶の品質は驚くほど高く、農林水産大臣賞の上位を独占しているとのこと。


こちらでは、春番茶葉を使用した、日本GAP協会で安全認証を受けた、「赤ちゃん番茶」を購入いたしました。


中川誠盛堂茶舗(せいせいどうちゃほ)
住所:大津市中央3丁目1-35
電話:077-522-2555
営業時間:9:00~19:00


締めくくりは、大津駅構内のスターバックスで香る煎茶とグリーンアップルのフローズンを食べてお茶んぽ終わりました。




最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


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