三歩先行く

オンラインお買い得情報

比叡山延暦寺の秘密 知っているようで知らなかった事実

検索サイトが当たり前の世の中になり、広辞苑を開くことが少なくなったと思いますが、一度、「山」という単語を調べてみて下さい。


「山」という言葉を調べると、「寺院主に比叡山延暦寺」とあります。


つまり、「山」とは「比叡山延暦寺」のことを指し、その証拠に延暦寺警備部の消防車には、山マークがついております。


「比叡山延暦寺」と聞けば、皆さんは何を連想するでしょうか。



世界文化遺産で、高野山と双璧を成す仏教の聖地というところでしょうか。


開祖の伝教大師最澄は、遣唐使で中国の天台山に修行に行き、日本に帰って来て仏教を広めていきました。


遣唐使に、空海も一緒だったことは、なんとなく知っている人もいるでしょう。


ブラタモリの次回の放送は、そんな延暦寺を深掘りした内容となるようです。


専門家程の知識はないので、ここでは、「へぇ」というような秘密をお知らせします。



1.実は高野山とは仲は悪くない


巷の噂では、最澄と空海との関係から仲が悪いと思いがちですが、今は、全く、そんなことはないです。

数年前には、お互いの最高位の方同士、新聞の新春対談を行っております。

和やかな雰囲気で行われたことを覚えております。


2.延暦寺というお寺はない


延暦寺は、東塔、西塔、横川の3つのエリアを合わせた、つまり比叡山を総称して延暦寺と言われております。

メインは、東塔の根本中堂で、現在、改修工事が行われております。

根本中堂に行くと、数多くの弟子や高名で有名な先人が輩出されており、まるで日本仏教オールスターのようなことがわかります。


3.全山焼き討ちはない


この真意は未だ不明ですが、滋賀大学の調べでは、焼け跡の木材は、根本中堂辺りからしか出土しておらず、西塔、横川といったところまでは、焼き討ちされていたという証拠が見つかっていないというレポートを見た記憶があります。

なので、全山焼き討ちは、少々、オーバーな歴史認識だと思われます。


4.比叡山延暦寺はおみくじ発祥

横川エリアにある、元三大師堂がおみくじの発祥の地ですが、ここでは、100円払って引くようなおみくじではなく、お坊さんが親身になって話を聞き、引いた内容は、その通りに行動しないといけないという、かなりストイックなおみくじですので、覚悟を持って挑むことが必要です。


皆さん、いかがでしたでしょうか?


皆さんがお参りする時も、いろんな発見があるといいですね。



最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。


よろしければ、バナーをポチっとお願いします。